Variety
羊の珍品種

世界の珍品種

世界に於いて「羊」の品種については2000種～3000種とも言われています。
1984年、新宿伊勢丹が開催した「大英国展」開催時にイギリスから連れてきた珍品種12種の羊たちを日本国内で受け入れる事になり以前から「羊によるまちづくり」を行っていた士別市に寄贈されました。当時英国には43種ほどの「原種」を保有しているとのこと、その後品種改良などで多くの種類が世界に分布されたようです。

サフォーク種

イギリス原産でサウスダウン種とノーフォーク種の掛け合わせで作られた品種で「肉専用」種として知られています。

ジェイコブ種

聖書の創世記にも出てくるほど古い羊で野生種と言われており、有角種で３～４本の角が生えています。

メリノ種

ウールの生産を目的として品種改良され、毛が繊細なことで多品種に比べ特に優れています。

羊毛の特徴

羊毛の特徴は、波状の縮れと表面が鱗状なっていてこの縮れが「弾力性」と「保温性」を発揮している。
また、長毛種の中にあって唯一繊維自体が湿度を吸収したり、放出出来るのは羊だけと言われている。

・シワになりづらく、汚れが付きにくい
・静電気を防ぎ色落ちや色褪せしづらい
・自然汚染の原因になりにくい
・虫食いに注意が必要（特に食べこぼしなど・・・）

などの特徴があります。

肉用だけではないウールとしての役割

豊富な草の生える放牧地で、バランスの取れた高栄養の飼料を食べたサフォークは、風味がよく、脂肪が適度に入ったジューシーで柔らかい高級食材として人気です。肉質が良いため、肉用として飼育されることがほとんどですが、当社ではウールとしてサフォークを利用しています。