Flow
セーターができるまで羊毛セーターができるまでの流れ

羊毛の収穫から最終的な製品になるまで、いくつかのステップに分かれています。
羊毛の収穫・洗浄
毛刈りされた後、付着している汚れや脂分を洗剤を使って綺麗になるまで洗い、1頭あたり約3kg程の羊毛量だが洗い終わると1kg程になります。

染色
必要によって染色し、思い思いの色に仕上げます。解毛
紡ぎやすくするために、毛が絡み合っている状態を解します。整毛(カード)
ほぐした状態の毛をブラッシングし、羊毛を一定方向にして整えます。
紡ぐ
作品の用途に合わせて糸にしていく工程であり、我が社では全て手作業によって糸にしています。機械糸との違いはやはり「紡ぎ」の柔らかさや弾力が「手紡ぎ糸」の方が風合いもあり、また温かさにも優れています。

編む
作品の目的によって編み上げられるが全て「手編み」で行われおり、なんといっても「味わいと風合い」に優れていると自負します。

羊毛の収穫(シェアリング)
春になると、羊の冬毛を刈ります。プロのシェアラーが羊毛を刈り取り、羊を傷つけないように注意します。1匹の羊から年間に1回のシェアリングで約2~5kgの羊毛が取れます。
洗浄(スキューリング)
刈り取ったばかりの羊毛は、油脂、汚れ、植物片が含まれています。これらを取り除くために、羊毛を温水と洗剤で洗浄します。洗浄後、羊毛は乾燥させます。

カーディング
洗浄された羊毛をカード機にかけて、繊維を整え、絡まりを解きます。このプロセスにより、羊毛が均一な方向に整列し、スライバーと呼ばれる長いストランドになります。
紡績(スピニング)
カーディングされたスライバーを糸に紡ぎます。紡績機を使用して、繊維を引き伸ばしながら撚りをかけ、糸にします。紡績の方法には、ウーステッド紡績とウールン紡績があります。
ウーステッド紡績は、長くて滑らかな糸を作るのに対し、ウールン紡績は、ふんわりとした暖かい糸を作ります。

染色
紡がれた糸を染色します。染色のタイミングは、繊維の状態(羊毛の段階)でも、糸の状態でも行えます。天然染料や合成染料を使用して、さまざまな色に染めます。
編み(ニッティング)
染色された糸を使って、セーターを編みます。手編みや機械編みの方法があります。手編みでは、編み手が手作業で編み目を作り、機械編みでは編み機を使用して大量生産します。

仕上げ
編み上がったセーターは、洗浄され、形を整えるためにブロッキングされます。これにより、編み目が均一になり、セーターの形状が整います。
また、ボタンやジッパーなどの付属品をつける場合もあります。
品質検査
最終製品は、品質検査を行い、欠陥が無いかを確認します。編み目の不揃い、染色のムラ、ほつれなどがチェックされます。
パッケージング
検査を通過したセーターは、タグを付けてパッケージングされます。販売店や顧客に届けるための準備が整います。
流通
完成したセーターは、販売店、オンラインショップ、百貨店などを通じて消費者に届けられます。




羊毛100%使用のこだわり
北海道士別市に拠点を置く株式会社サフォークです。
当社ではサフォーク羊の毛を使用した100%手作り商品を販売。
手作業で丁寧に糸にし、製品の温かさと品質を大切に、
心を込めた一品をお届けします。
当社ではサフォーク羊の毛を使用した100%手作り商品を販売。
手作業で丁寧に糸にし、製品の温かさと品質を大切に、
心を込めた一品をお届けします。
羊毛の特徴
羊毛の特徴は、波状の縮れと表面が鱗状なっていてこの縮れが「弾力性」と「保温性」を発揮している。
また、長毛種の中にあって唯一繊維自体が湿度を吸収したり、放出出来るのは羊だけと言われている。
・シワになりづらく、汚れが付きにくい
・静電気を防ぎ色落ちや色褪せしづらい
・自然汚染の原因になりにくい
・虫食いに注意が必要(特に食べこぼしなど・・・)
などの特徴があります。
また、長毛種の中にあって唯一繊維自体が湿度を吸収したり、放出出来るのは羊だけと言われている。
・シワになりづらく、汚れが付きにくい
・静電気を防ぎ色落ちや色褪せしづらい
・自然汚染の原因になりにくい
・虫食いに注意が必要(特に食べこぼしなど・・・)
などの特徴があります。